★Only1になる為に…★
地域のナンバーワンではなく、皆様のオンリーワンでありたい。
Vの25周年パーティで僕の師匠が放った言葉です。
25歳だった僕にとってはあまりにセンセーショナルな言葉でめちゃくちグサーッと心に刺さりました。
あれから約10年。。。
今なおその言葉を追いかけてその意味を考えながら日々過ごしています。
僕らの仕事はお客様の髪を綺麗にする事。
技術も知識も接客も出来て至極当然。
僕らはその対価としてお金を頂いてるんだから。
ハサミもカラー剤もパーマ液もシャンプー剤もシャンプー台も椅子もお客様が触れるもの全て見極めて良いものを選んで使う。
中身も見た目も匂いも全部。
だけどその向こう側へ行かないとオンリーワンには絶対なれない。
お客さんの要望だけを聞いてそれに応える。
それだったら美容師ならきっと誰でも出来るだろう。
それ以上の付加価値を常に探し求めて笑い合って感動出来る場所と自分が必要になってくる。
自分が必要とされる為には技術を磨くだけじゃなくて1番大切な相手を想う事、知る事、認める事、何よりも本気でその人の事を考える事、そして自分を好きになる事、自分を知ってもらう事。
自分を知ってもらう為に正直な自分でいる事、素直な自分でいる事が大事だって思う。
それが成り立って初めて絆や信頼が生まれるんだと思う。
そして自分の信念を持ってそれを変えない為に変わっていく勇気を持つ事、それが成長であり進化なんやろな。
いつでもお客さんの前では素直に正直にいられる自分でいたいって思いながらも数々の失敗もしてきた。。。
もう来られてないお客様もほんとに沢山いるし一回だけのお客様も沢山いた。
その度に悩んで考えてしたけどきっと何かが足りなかったっだって思うしかなかった。
その人にとっては全然ダメな自分だったのかもしれない。
オンリーワンって多分その人を想う事から始まるんだと思う。
それがいつか絆となって生涯のお付き合いとなる。
それがオンリーワンである証。
近年ではAI(人工知能)がどんどん発達し、進歩し普及してこようとしている。
きっと5年後10年後にはごく自然に僕らの生活の中に入ってきてるんだろう。
もしかしたら僕ら美容師よりも正確にカット出来るAIもいるかもしれない。
受付も電話対応も掃き掃除もAIがしちゃうかもね。
だけどAIが絶対にできない事。
それは人と人との温もり。
手の温もり、言葉のぬくもり、表情の温もり。
マニュアル美容師は滅びるかもよ。
AIに負けちゃうかもよ。
だからこそ今と真剣に全力でぶつかる。
それが考える事に繋がるから。
追われてやる事は義務、責任が付いてくる。
追いかけてやれはばそれは使命や夢に繋がってくる。
やる事は同じやっても考え方次第で苦労にも楽しみにも変わってくるから人生なかなか面白くもあり難しい。
でもほんま難しいよなーーー。。。
考えれば考えるほど負のスパイラルに陥ったり上手くマネジメント出来ない時ばっかりで。
結局誰かに助けてもらってる気がする。
それがお客さんだったり周りの人だったりで。
なんか話だいぶズレてしまったけど言いたい事は二つだけ。
オンリーワンになりたいって事。
みーんな必要で大事って事。
日々更新されていく自分のストーリーを創ってくれるのはお客さんであり智哉であり周りの人の支えなのです。
そしてまた僕もみんなのストーリーの脇役で在れるように支えたいって思う。
必要とされる存在でいたいって思う。
横を向けば智哉がいて前を向けばお客さんがいて後ろを向けば過去の自分が背中を押してくれる。
そんな毎日の中で新しい出逢いがあったり別れがあったり…
一流サロンじゃなくていい。
カリスマ美容師じゃなくていい。
人が集まる寄り添える場所がいい。
オンリーワンになれますように。
★アデュー★
Location hair story 鳥井 雅也
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